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シワ取り

2008 年 6 月 20 日 金曜日

 手術によるシワ取り

 昔よりも、現在のシワ取り手術は安全で手軽になっています。顔の中でシワやたるみができやすい場所は、口のまわりや目元、首、頬などになりますが、どの場所も手術によってシワを取ることができます。シワ取りの手術には入院の必要はなく、翌日からも人前に出ることができます。皮膚のたるんだところを切除するため傷跡が残ってしまいますが、まつげや髪などで目立たない場所であるため、特に心配はいりません。

 手術後の顔のシワは、顔を上にして寝そべった状態で鏡を見たときのような形になります。頬や鼻の横のシワ取りについては、こめかみ付近の髪の生え際から耳下までたるんできた皮膚を切り取って、筋肉を斜めに引っ張る形になります。目元や鼻の横のシワを取ってしまうのにはこれが一番で、皮膚だけを切り取ってシワを取り去るよりも、筋肉を斜め方向に引き上げた方が効果が長く続きます。

 目の下にあたる部分のシワ取り手術は、まつげの生え際で皮膚を切り取ります。手術をすると、まぶたの下に皮下出血したように色がつきますが、これは一週間程度で消えます。額に対してシワ取りを行うには皮膚を切り取って引っ張り上げるわけですが、皮膚の切り取りは髪の生え際よりも数センチ上で行われます。この手術のよい点は、額の皮膚が厚いことから腫れたりすることがほとんどないことです。美容外科医によっては、表在性筋膜に処置を行う者もいます。

 注射によるシワ取り

 危険のない薬液を皮膚の下に注射し、シワを下から押し上げて消すことができます。シワ取りに使う薬液はコラーゲンやヒアルロン酸などの安全なものです。薬液を皮溝というシワの下に注射し、下から盛り上げるようにしてシワをなくします。シワのある場所、例えば目元や口元に注射針を刺すことになりますが、痛みはほとんどありません。所要時間は20分程度です。

 コラーゲンは皮膚の中に吸収され、いずれは消滅してしまうため、定期的にシワ取り手術をしなければいれません。子牛由来のコラーゲンをシワ取りに用いている美容外科が大多数です。アレルギーが出る恐れがありますので、手術前にアレルギー検査が必要です。検査にかかる期間は約1ヶ月です。

 小鼻の脇から唇にかけてのほうれい線や、目の下にできるシワを取るためにヒアルロン酸を注入するのは、安全なシワ取り手術方法といえます。ヒアルロン酸は元々真皮の中に存在し、皮膚を押し上げてハリを持たせシワのない肌を作っている物質です。しかし、効果のある期間は限定的であることを覚えておきましょう。注入したヒアルロン酸は人体に吸収されるため、効果は1年程度です。

 ボトックス注入法は皮膚の下からシワを押し上げるのではなく、筋肉に作用してシワを消すという手術です。ボトックス注射とヒアルロン酸注射を同時に使いこなすことで、目的通りのシワ取りができます。